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TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC REPORT

年明けの恒例行事となっている「TOKYO AUTO SALON 2015 with NAPAC REPORT」が2015年1月9日(金)~11日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセ国際展示場にて開催された。
東京オートサロンは日本最大のカスタムカー、チューニングカーの祭典。1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートし、1987年の第5回からは「東京オートサロン」に名称を変更。年々規模が拡大し、33回目となる今回の「東京オートサロン2015」では、昨年に引き続き、従来の1~8ホールに9~11ホールも加え、イベントホールをさらに追加使用して、東京オートサロン史上でも最大規模での開催となった。

YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEELも例年同様にハイセンスなブースを出展し、YOKOHAMAホイール主要ブランドの全カラー展示でその優れたデザイン性を積極的にアピールした。
YOKOHAMA WHEEL ブース
今回のオートサロンでお披露目となった新商品は、新たなデザインのADVAN Racing RZⅡ(アドバン レーシング アールゼット ツー)、昨年のオートサロンで発表した、AVS MODEL F50(エーブイエス モデル エフ50)に 19inchサイズの追加、発売以来人気を博しているADVAN Racing GT(アドバンレーシング ジーティー)にレーシング・チタニウム・ブルー + マシニングロゴが追加となった。

HKS Racing Performer GT1000+
またブースには今年も3台のデモカーを展示。1台目は、昨年のオーストラリアで開催されたWTAC(ワールドタイムアタックチャレンジ)にて、R35 GT-Rクラスで優勝した1200馬力の「HKS Racing Performer GT1000+」。その右サイドにはWTACでも装着されたレーシングゴールドメタリック、左サイドにはレーシングゴールドメタリック、左サイドにはNEWカラーのレーシングチタニウムブルーを装着。
Studie BMW M235i
2台目は、BMWチューニングで名高いStudieのデモカーBMW M235i。右サイドには新作のADVAN Racing RZII レーシングハイパーブラック、 左サイドはAVS MODEL F50の19INCH のプラチナブラックコンビを装着。

DESTINO ABARTH 500
そして3台目はDESTINOのABARTH 500。このデモカーにベストマッチとも言える、レーシングレッドのADVAN Racing RSIIを装着。

ホイール企画/デザインCMP 萩原 修氏
今回のオートサロンで発表となった新商品のコンセプトを横浜ゴム製品企画部 ホイール企画/デザインCMP 萩原 修氏に語ってもらった。

ADVAN Racing RZⅡ
一つ目は、2015年の新作となる「ADVAN Racing RZⅡ」。ツイン5本スポークと均等10本スポークを融合させたクロスオーバーデザインが特徴であるRZの後継モデルとなる。スポークはより細くシャープなデザインとなり、細いながらも強度を保つためにスポーク側面は段付き形状にすることで、この問題をクリアしている。しかも、この段付き形状はスポーク側面に沿ってそのまま下がっていくのではなく、10mm下がった部分からその下側を再びえぐり取るという凝ったデザインとなっている。
また、広角側のスポーク側面には、サイドカットを施されている。サイドカットはRSⅡを皮切りに今ではADVAN Racingホイールの新たなトレードマークとなりつつあるが、このRZⅡでは2つのスポーク側面をつなぎ目無くえぐり加工を施した「アドバンスド・サイドカット」を採用している。
これらのデザイン・ディテールにより、RSIIに比べより軽快感を増した雰囲気となり、より幅広いユーザー思考にマッチしたデザインに仕上がっている。さらに強くアピールするのが、ブルーにのみリムにDCカットのリングを採用。他のカラーの採用はまだ未定。また、従来はロゴのデザインを継承していたが、RZⅡはRZのロゴから一新した。

AVS MODEL F50 19inch
二つ目は、2014年にデビューしたAVS MODEL F50の19inchサイズが追加となる。従来は20inchのみの設定だったが19inchの追加により、車種バリエーションが豊富になる。そのままスケールダウンをしてしまうと、F50本来の迫力が低減してしまう。そこでツインスポーク外側の幅を広げるなど19inch用にデザインを見直すことにより、一瞬見た目では、20inchと19inchの差が分からないほどのデザインの迫力を維持している。また20インチではプラチナレッドコンビをサイズにより設定していたが、今回の19インチではそれに代わってプラチナブルーコンビを発表した。この19インチ専用色もサイズによる設定となる予定だが、ダイヤモンドカットされたスポーク天面とプラチナブルーともコントラストも鮮やかであり、新しい人気色となる可能性大である。

ADVAN Racing GT PREMIUM VERSION
3つ目は、発売以来ADVAN Racing ブランドの新しいフラッグシップモデルとしてその地位を確立したGT。そのスペシャルバージョンであるPREMIUM VERSIONへの新色追加である。2014年秋の北米セマショウで先行して発表し、大きな話題となったレーシング・チタニウム・ブルーの追加設定である。


オートサロンで発表となった新商品の発売日、サイズ等の詳細は決定次第当サイトでご案内致します。

 

YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEEL ブース
YOKOHAMA WHEEL ブース
HKS Racing Performer GT1000+
HKS Racing Performer GT1000+
Studie BMW M235i
Studie BMW M235i
DESTINO ABARTH 500
DESTINO ABARTH 500
ホイール企画/デザインCMP 萩原 修氏
ホイール企画/デザインCMP 萩原 修氏
ホイールブースを視察に来られた横浜ゴム 代表取締役会長兼CEO 南雲忠信氏と萩原 修氏
ホイールブースを視察に来られた横浜ゴム 代表取締役会長兼CEO 南雲忠信氏と萩原 修氏