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2015 WTCC( World Touring Car Championship) 第5,6 ラウンド“ロシア”&“スロバキア” トム・コロネル選手の苦戦は続く...

前回のWTCC第4ラウンドのドイツ、ニュルブルクリンクでは、世界屈指の何コースに精彩を欠いてしまったトム・コロネル選手だったが、昨年4位に入っているロシア・ラウンドで巻き返しを図りたいところだった。しかし悪い流れはロシアでも変わらず、さらにはその次のスロバキア・ラウンドまで苦戦は続くことになってしまう。

ロシア・モスクワ郊外のモスクワ・レースウエイ。前戦のニュルブルクリンクとはうって変わった起伏のほとんどないフラットなコース。しかしロアル・モータースポーツ・シボレーは、この単純なコースでのセッティングがまったく決まらず、コロネル選手もチームレディオで「人生最悪のセッティングだ!」とチーフエンジニアに叫ぶ始末。そしてさらに不運は続く。
レース1は予選14位からクリーンスタートするも、オープニングラップでラーダに乗るラーゲン選手にプッシングされスピンコースアウト。コースには復帰するもののコロネル選手の判断で、レース2に備えるためピットインしリタイアする。レース2までにチームは、ショック、スプリング、アンチロールバー、などサスペンションパーツをすべて交換するという荒療治にでる。これが奇跡的にいい方向に向き、レース2では4台を抜いて10位でフィニッシュし貴重な1ポイントを獲得する。

モスクワから2週間たったWTCCサーカスは、スロバキアのブラティラバにあるスロバキア・リンクに戦いの場を移す。ここの2戦の悪い流れを断ち切るため、ロアル・モータースポーツもトム・コロネル選手も気合が入っていたが、予選のポジションは相変わらず本来の彼がいるポジションからはほど遠く15位。
しかし、コロネル選手のモチベーションはけして下がることはなく、レース1,2ともクレバーなレース運びで9位と10位でフィニッシュし、自身のチャンピオンポイントに3点を追加した。特にレース2でのホンダ勢との攻防は見ごたえ十分だった。レース後のインタビューでもコロネル選手はすがすがしい表情で、「このレースウィークは総じてハッピーだった」と語っている。
次戦、今週末のフランス・ラウンド、ポール・リカールのレースでは、ぜひ表彰台で同じ表情を見たいものだ。

ロアルモータースポーツ・シボレー
ロアルモータースポーツ・シボレー
ロアルモータースポーツ・シボレー
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第5戦ロシアの動画
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