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WTCC( World Touring Car Championship) 第12戦 ADVAN Racing RSII装着ロアル・モータースポーツ・シボレーを駆るトム・コロネル選手。2016年最終戦 カタール・ラウンド!

WTCC 2017年シーズンが、4月7-9日モロッコのマラケシュ市街地サーキットで開幕。昨シーズンに続いて、ロアル・モータースポーツ・シボレーはDHLカラー、トム・コロネル選手のドライビングで今年もフルシーズンの参戦が決まった。ホイールはもちろんADVAN Racing RSII-WTCC 18X10.0J サイズだ。

今年は、昨年無敵を誇ったシトロエンがワークス参戦を中止し、シトロエン勢はすべてプライベートでの参戦となった。ワークス体制で続けるのはホンダとボルボ、そしてロシアのラーダ。よって各社の実力はより拮抗し、昨年はマシンのポテンシャルで明らかに劣勢だったシボレーにも上位に食い込むチャンスが大きくなったと言える。しかもモロッコは昨年のレース1で優勝していること得意のサーキットでもあり、期待は膨らむ。
しかし予選では12位にとどまった。ところが、上位2選手にペナルティが加えられ、トム・コロネル選手は10位に繰り上げ、そうリバース・グリッドが適応されるレース1ではポールポジションからのスタートとなる。昨年の優勝と同じパターンだ。

ところが、レース1はいいスタートを決めてトップを死守するものの、ブレーキフィーリングがスタート直後から悪くなり、レース中盤には完全にノーブレーキ状態になってしまい、そしてついに12周目にたまらずコースオフしてしまう。何とかクラッシュは免れてレースには復帰するものの8位でのフィニッシュがやっと。レース2へのインターバルでブレーキトラブルの原因は単純なブレーキオイルの残量不足だとわかり、ロアル・モータースポーツの担当メカニックは反省しきり。

レース2は、完全に復調したブレーキで激しいレースを展開する。10位からのスタートで、序盤は先行するボルボ勢を攻めたてながら、中盤からフィニッシュまで続いたシトロエンのロベルト・ハフ選手との攻防はこれぞWTCCという見事なバトルだった。結局レース1と同じ8位でのフィニッシュだったが、レース後のハフ選手とのお互いのクリーンファイトを称える握手が印象的だった。

WTCC第2戦は、4月28-30日のイタリア・ラウンドだ。

Tom Coronel Web  http://www.tomcoronel.nl
Tom Coronel Youtube  https://www.youtube.com/tomcoronelracing
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
ADVAN Racing RSII装着 ロアルモータースポーツ・シボレー
Yutubeチャンネル
Braking problems and mad drivers: Marrakech highlights WTCC 2017
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